Column塗り壁ってたくさんあるけどどれを選んだらいいのかわからない?塗り壁材教えます!
塗り壁が見直された理由!
数十年前までビニールクロスが主流でしたが、シックハウスの問題が起きてから塗り壁材が見直されてきました。
人の健康や家の健康を考えたとき塗り壁ってすごい機能を持っています。
ただ塗ってあるだけでお金もかからず働き続ける塗り壁って長い目で見るととても経済的でもあります。
何年か前までは塗り壁材を作っていたメーカーも正しい製品を作っていましたが、
最近は塗り壁材が売れるとわかると色々なメーカーがその時売れれば良いといろんな製品を出してきて
ほんとに何が良いのかがわからなくなってきています。
ここでは塗り壁について色々説明したいと思います。
塗り壁材ってどんなものがあるの?
古くからあるのはしっくい(漆喰)壁があります。お城やお寺の白い壁がしっくい壁です。
昔は土壁が主流でその土壁の上に白いしっくいを塗ってきれいにしていました。
また土壁は呼吸をして湿度をコントロールしてくれますが、中性なので土壁自体にカビが生えてしまいます。
そのカビを防ぐ役目もあってしっくい壁が塗られました。
それから色しっくいやじゅらく壁というようにきれいな色がついているものも出てきました。
ただじゅらく壁等はポロポロ落ちてしまうので嫌われて衰退していきます。
最近では、珪藻土、しっくい、ほたて、火山灰といった色々な製品が出てきました。
こんなに色々出ているとほんとに悩んじゃいますよね。
何を目的に塗り壁を選ぶのか?
実はこれとても重要になんです。
ビニールクロスが嫌だから塗り壁なら何でもいいよという方はどんな塗り壁でもいいと思います。
樹脂が入っていて体に害があっても、湿度をコントロールしてくれなくても、匂いを脱臭してくれなくても、
何年か経ってカビが生えても塗り壁は塗り壁だから。
えっ!塗り壁でさんな事あるの?
これがあるんです。
だからことはじめにどんな目的で選ぶのかをはっきりさせましょう!
せっかく塗り壁にしたのに何も機能しないのではもったない!
塗り壁を選んだ理由にこんなものがあります。
①家族の健康、特に小さいお子様の健康を守りたい。
②お部屋の湿度をコントロールして乾燥しすぎない快適空間がほしい。
③トイレ等の匂いを吸着して快適な空間にしたい。
④汚れない壁。
⑤デザイン性
⑥カビ対策。
⑦エアコン等の効きを良くして経済的に得もしたい。
塗り壁を選ぶ理由はたくさんありますが塗り壁材はすべて同じではありません。
世の中に塗り壁材がたくさん出てますが、ひとつの原料による塗り壁材はどれも一長一短があります。
ひとつの原料ですべてをカバー出来る原料はありません。
例えば、しっくいですがアルカリ性でカビに強く年月が経つと空気中の炭酸ガスと反応して段々硬くなります。
ただお部屋の湿度をコントロールするという調湿機能はゼロではありませんがほとんどありません。
しっくいが優れた調湿性を発揮しますなんて書いてあったらそれは間違えです。
その製品は信用しない方がいいです。
ほたて貝の製品は吸着する機能は確かにあります。
ただやはり吸放湿という機能は少なくて吸うだけ吸ったらあとは吸わなくなる場合があります。
火山灰の製品は水はものすごく吸います。
でもやはり吸放湿という機能は少なくてカビも生えやすいです。
名前は同じ塗り壁材なのに何が違うのでしょうか?
そもそも原料である珪藻土、しっくい、ほたて貝、火山灰等の中には電子顕微鏡で見ると小さい孔がたくさんあいています。
1ミリの1000分の1くらいの小さい孔があいています。
この孔の大きさの違いによって機能に差が出てきます。
塗り壁材の孔の差?
火山灰のように孔が大きいと水の分子より孔が大きいので水をガンガン吸水します。
霧吹きで水をかけるとめちゃめちゃ吸います。
これをデモンストレーションで見るとすごいなあって普通の人は思います。
こんなに水吸えば安心だねって!
これならカビも生えないねって!
実はこれが大きな間違えで水は吸うけど湿度はコントロールしにくいので、
水が火山灰の中にたまってカビの温床となりカビが生えてしまいます。
湿度をコントロールしてくれる孔の大きさは20~50ナノメートルなんですが、
20名ナノメートルの孔は吸うだけはものすごくて吸いますが吐き出せないので段々溜まっていきます。
炭が同じような傾向です。吸うことは吸いますが吸わなくなったら天日欲しをして乾燥させてからまたお使い下さいと
炭の製品には書かれています。
ちゃんと書いてあるものはまだ良心的ですね。
何も書かれてなかったら誰も信じますよね。
しっくいは悲しいかな20~50の孔がほとんどありません。
なので調湿という機能をお求めになるなら別の製品を選らんだ方がいいです。
ただカビに強く、表面強度は固くなるという特徴はあります。
珪藻土は塗り壁材の中で20~50ナノメートルの孔が一番あります。
湿度をコントロールしたいという事であれば珪藻土が一番でしょう。
ただ中性なのでカビに対してはしっくいより弱く、表面強度もしっくいよりは劣ります。
塗り壁材の結論。
色々世の中に出ている塗り壁材中で原料がひとつの物は一長一短があります。
やはり一つだけではカバー出来ない限界があるからです。
なので塗り壁材を選ぶ時にどんな原料で作られているかを確認して下さい。
しっくい(消石灰)、珪藻土、ほたて貝、火山灰だけの単独だったら一長一短あります。
例えば、しっくいを選んだら湿度をコントロールする調湿機能はあきらめて下さい。
珪藻土、ほたて貝、火山灰ならカビる事を覚悟して表面もしっくいよりは弱い事を覚悟して下さい。
塗り壁ってダメじゃんと思った方にお勧めがあります。
塗り壁材は原料を混ぜ合わせた製品を選ぶことです。
それぞれの欠点を他の原料で補ってくれる製品があります。
これをハイブリット珪藻土メルシーシリーズといいます。
珪藻土+しっくい+ほたて貝+バイオの最強の塗り壁材コラボ
珪藻土の調湿機能を持ち、しっくいを配合することによりアルカリ性にして、
カビに強く、表面も強く、ほたての吸着力をプラスして最強の塗り壁が誕生しました。
現在カビが生えている塗り壁の上から施工してもカビが生えてきません。
安心お使い頂けます。
下記の機能を持ち合わせています。
①家族の健康、特に小さいお子様の健康を守りたい。
②お部屋の湿度をコントロールして乾燥しすぎない快適空間がほしい。
③トイレ等の匂いを吸着して快適な空間にしたい。
④汚れない壁。
⑤デザイン性
⑥カビ対策。
⑦エアコン等の効きを良くして経済的に得もしたい。
ハイブリット珪藻土メルシーシリーズ
絶対的な自信の製品となっております。
