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Column珪藻土にカビ!キレイに除去する方法や予防方法はある?

珪藻土は水分や湿気の吸収性に優れた性質があります。

最近は住宅の壁や外壁だけではなく、コースターやバスマットなどさまざまな場所で使用されていますね。

 

メリットが多い珪藻土ですが、お手入れをおこたるとカビが生えてしまう可能性もあります。

珪藻土にカビが生えてしまった時、どうやって除去すればいいのか悩みませんか?

そこで今回は、珪藻土にカビが生える原因や取り方、今すぐできる対処方法などについて、詳しく紹介します。

 

珪藻土にカビ?原因はなに?

天然素材である珪藻土は、とても小さな無数の孔(穴)が空いており、水分や湿気を吸収する性質があります。

吸収した水分は部屋の空気が乾燥すると放湿されるため「珪藻土はカビと無縁」と思う人も多いでしょう。

しかし、吸湿性に優れた珪藻土は、条件によってカビが発生してしまうのです。

 

・製品が中性

・湿度が高く放湿できない環境

・汚れが付着している

・珪藻土の塗り厚が薄いと飽和してしまう

・製品自体の吸放湿機能が低い

 

珪藻土の表面はカラッとしていても、内部はジメジメしているケースも多く、うまく放湿できなければカビは繁殖します。

「珪藻土にカビは発生しない」と思わず、気を付けて扱いましょう。

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珪藻土のカビの取り方は?

 

珪藻土のカビを除去する前に、注意点があります。

それは、絶対に石鹸や界面活性剤を含む洗剤を使用しないことです。

珪藻土は無数の孔があり、石鹸などが小さな穴に入り込んで目詰まりを起こしてしまいます。

 

その結果、珪藻土の特徴である吸収性が弱まり、カビが発生しやすい環境を作ってしまうのです。

珪藻土にカビが発生した時は、石鹸やタオルなどで取り除くのではなく、すぐにやれる方法として2つの方法で除去しましょう。

 

方法1:珪藻土にカビ取り剤を吹きかける

毒をもって毒を制すなのであまりお勧めしませんがカビよりはマシなので部分的ならまだいいかと思います。

カビキラーなどのカビ取り剤は、珪藻土のカビ部分だけに集中して吹きかけるため、ピンポイントで除去できます。

また、カビ取り剤のほかにも、塩素系漂白剤の利用もおすすめです。

 

どちらも強い殺菌性と漂白力があるため、カビによる黒ずみやシミもキレイに落としてくれます。

珪藻土に液体の塩素系漂白剤を使うと水分を吸収してしまうため、片栗粉を「1:1」の割合で混ぜてペースト状にしたものを使うと便利ですよ。

 

どちらも体には悪いものなので使い過ぎには注意して下さい。

 

方法2:紙やすりでカビを削る

カビ取り剤のニオイ残りが気になる人は、紙やすりで珪藻土の表面を軽く削り取る方法がおすすめです。

珪藻土の素材は植物プランクトンの殻が蓄積したものなので、軽い力で紙やすりをこするだけでキレイに仕上がります。

ただし、削り終わった珪藻土は削りカスが残っているため、歯ブラシやハケなどで粉をキレイに取り除いてください。

珪藻土自体も削れて粉っぽくなったら、シーラー(モルタル接着剤増強剤)を20倍に薄めてそのあとに霧吹きでかけて下さい。

 

理想的な方法

安全な防カビ剤セナバリアでカビを退治する。

セナバリアは漂白剤は入ってないので、カビは薄くはなりますが多少カビのあとは残ります。

なのでセナバリアを塗布してあとが残ったら方法2であとを取り除く。

セナバリアは間違って飲んでも大丈夫なのに効果はとてもあります。

もしカビが生えている箇所があれば騙されたと思ってセナバリアを使ってみて効果を実感して下さい。

 

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珪藻土の壁にカビが発生したらどうする?

 

珪藻土は湿度の吸収や放湿性に優れたメリットがありますが、中性の珪藻土は何年かするとカビてしまいます。

ここ最近、自然素材を使った注文住宅やリフォームが注目を集め、壁や天井に珪藻土を使用する人も増えています。

中性の珪藻土は環境状況によってはカビが発生しやすくなるため、気を付けましょう。

珪藻土の壁のカビが気になる人は、次のポイントを検討してみてください。

 

・アルカリ性でカビに強い珪藻土を選ぶ

・体に害のないカビ防止剤を混ぜた珪藻土を塗る

どんなカビ防止剤を使っているのかメーカーに確認して下さい。

体に害のあるものや教えてもらえない場合は使用しないほうが安全です。

 

珪藻土は採取したエリアによって特徴が違うため、カビに強いタイプを選ぶのもポイントのひとつです。

 

もし、すでにカビが発生していたら、カビがひどい部分だけ異なる素材に塗り替えるという方法もあります。

大幅なリフォームは費用が高くなるため、部分的に異なる素材に塗り替えてみてはいかがでしょうか。

 

珪藻土の壁にカビが生える場所は、風通りや日当たりの悪い北側が多いです。

何度もお手入れしているのにカビが生えるようであれば、リフォームしても同じことの繰り返しです。

カビに悩まないためにはどうするべきか、業者へ相談するのもおすすめです。

 

珪藻土のカビを対処する方法

珪藻土にカビが生えるたびに対策するのは、とても大変な作業です。

カビが生えるということは、部屋の湿度が高かったり汚れていたりと悪い環境が整っている可能性が高いです。

珪藻土のカビを対処するには、次の2つのポイントを意識した生活を取り入れてみてください。

 

①窓を開けて換気する

一日中、窓を開けずにエアコンや暖房機で過ごすという家庭は多いのではないでしょうか。

エアコンや暖房機は部屋の温度を快適にしてくれますが、同時に乾燥や湿度を高くするケースが多く、知らない間に珪藻土にカビを繁殖しやすい環境を作っています。できるだけ、1日に1回は窓を開けて、部屋全体に風が通るように換気するのがポイントです。

ただ外の湿度が高いときに換気しても意味がないので除湿機能をうまく使って下さい。

 

②除湿機を使い湿度調整をする

窓を開けて換気しても、その効果は一瞬だけという日も少なくありません。とくに、梅雨時期や雨の日などは窓を開けておけないため、部屋の湿度が高い状態が続きます。そんな時は、除湿機を使って湿度を調整しましょう。

湿度が80%以上、温度は20℃~35℃になるとカビが発生しやすいため、窓を開けたり除湿機を使ったりして、環境を整えておくことが大切です。

 

まとめ|珪藻土のカビはこまめに対策をしよう

珪藻土にカビが生えた時は、すぐに対策しましょう。

放置しておくとカビはどんどん繁殖し、お手入れしても黒ずみやシミが目立ってしまう可能性があります。

カビが発生しやすい悪条件が揃わないようにしてくださいね。

また、珪藻土の壁にカビが生えるのが心配な時や、生えてしまってお手入れができない時は、業者へ一度相談してみましょう。

 

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